yangserの日記

やんさあです。

2011.11.27 大阪ダブル選挙 当選記者会見 第2部 文字起こし 2

今更ながら文字起こししてみました。一字一句正確ではありません。参考程度にご覧ください。

動画はこちら。

http://www.nicozon.net/watch/sm16290868

 

桂ざこば師匠

              大阪都構想は良く分からない。もっと細かく説明してほしい。府の職員や市の職員が敵なのか。」

橋下氏    「今までやってきた事をそのまま守りたいと言う人がいっぱいいる。」

桂ざこば師匠

              「その人たちは優遇されているのか。」

橋下氏    「優遇で無くても、変わる事に対してはみんな不安を覚える。市役所から補助金を受けている人たちは補助金がどうなるのかという不安を抱いている。今回敵にまわった商店街組合、医師会などがある。ただし、今の体制で利益を受けているわけではない人、変わってほしいと思っている人々もたくさんいる。今回の選挙の結果では変わってほしいという声が大きかった。大阪都構想を一年間かける事が出来るなら、しっかり説明できる自信はある。しかし、現実問題そんな時間を有権者一人一人から頂くことはできない。論点は、今のままの大阪で行くのか、根本から変えていくのかという事になる。この場合、ある意味そのままでいいという人たちは敵になる。」

桂ざこば師匠

              「大阪は変わるのか。」

橋下氏    「国の法律を変えなければいけないので、最終的には大阪府民のみなさんが変えようという意思を表示してもらえるのかどうかだ。今回のダブル選挙と同じように大阪を変える方向で有権者のみなさんが具体的に動いて頂ければ変わる。有権者次第。」

松井氏「有権者のみなさんはそういう判断してくれてると思っている。4月の統一地方選挙においても、府議会始まって以来の過半数の議員を通していただいた。(以下省略)

橋下氏    「今回は投票率が上がった。変えたくない人が3~4割いるので、今までの投票率40%くらいでは何も変わらない。 (途中省略)全ては、選挙、有権者の行動次第。」

松井氏    (省略)

橋下氏    (省略)

桂ざこば師匠

              「大阪の何処が悪くて、何処が良いとこだったのか。」

松井氏    「悪いところは税金を納めている人の幸福度が低かった所。良いところは人情深い大阪人など。」

橋下氏    「大阪の良いところはいっぱいある。だから、私も住み続けている。これだけ経済の力、歴史、伝統、文化がある街は世界でも類を見ない。悪いところは大阪府庁と大阪市役所というバカでかい役所があり、組合が力を持っている事。その事に有権者が無関心だった事。そのせいで、大阪府庁と大阪市役所の借金がどんどん積み重なってしまった。街自体に力はあるが、有権者が役所の状況に無関心だった所が悪かった所。」

 

毎日放送 山中氏

              「近畿一円に候補者を擁立した場合、府域外に擁立することになる。府域外の有権者には、大阪都構想以外でどういった政策を訴えていくのか。」

橋下氏    「国会議員候補者を擁立した場合、都構想は大都市制度という問題に広げていく。行政機構の問題だけでなく、生活保護社会保障、産業政策、税の各問題に広がっていく。テーマにならないのは、外交、通貨、国全体のマクロ経済ぐらい。他に、行政改革、公務員改革は当然入れていく。細かくは、渡りの問題、給与表の問題、大阪府庁で行ってきた行政改革の問題がある。イギリス、台湾、韓国でもやっているが大都市戦略が大きな問題だ。国全体で成長戦略を作って、国全体を霞が関の役人と国会議員が引っ張っていくのは世界の潮流から外れている。世界の潮流は大都市を強くする、大都市に経営させるというもの。そのための環境づくりを国がやると言うのが国家戦略。口ばっかりの地方分権では無くて、大都市戦略を明確に掲げる議員集団にしていく。大都市戦略は、関西の発展につながるので近畿一円に関わる事。ひいては関西州を近畿一円の国会議員の目標として持ってもらいたい。」

毎日放送 山中氏

              「笑顔や喜びが見えないが、喜んでいないのか。」

橋下氏    「これからがスタート。責任感の方がはるかに重い。」

 

日本経済新聞 種田氏

              「府市の産業支援機関、信用保証協会、研究所、大学の統合をマニフェストに上げていたが、優先順位は低いのか。」

松井氏    「役人のみなさんに具体案をつくってもらう。すぐに中身の議論を始める。」

橋下氏    「案を作るのは出来るが、問題は議会。市議会では維新の会は過半数ないので、議会のみなさんとしっかり話し合いをしなければならない。」

日本経済新聞 種田氏

              「各機関の統合スケジュールは。大阪都に移行する前までを目標時期にしてやってしまいたいのか。」

松井氏    「市議会では維新の会は過半数ないのが一番問題点。(以下省略)

橋下氏    「スケジュールを切るのも、議会のみなさんと話し合いをしていく。(以下省略)

日本経済新聞 種田氏

              (松井氏へ)関西広域連合委員になるが、政令市への参加呼びかけはしていくのか。」

松井氏    「もちろんしていく。しかし、議会があるので維新の会の議員団も一緒になって他会派のみなさんに呼び掛けていかなければならない。」

 

日本経済新聞 岩本氏

              (橋下氏へ)区役所の来年度予算の規模はどのくらい増やすのか。すでに市が取り組んでいる事で維新の会の考え方と違う事にはどう対処していくのか。例えば、中学校給食の導入方法など。」

橋下氏    「予算についても議会のみなさんとの合意が無いと進められない。(途中省略)予算はまだ一から作り直すことができるので、もう一度しっかり見直す。我々のマニフェストについて他会派のみなさんがどう考えているのかをしっかり聞きたい。」

 

週刊現代 真弓氏

              「週刊現代、週刊新潮の記事は今回の選挙にどのような影響があったと考えているか。」

橋下氏    「有権者のみなさんに聞いて欲しい。」

週刊現代 真弓氏

              「市長を一期した後に国政に出て、総理を目指すと伝え聞いたが本当か。」

(やりとり省略)

橋下氏    「そういう発言をした事はない。」

 

朝日新聞 溝呂木氏

              「地下鉄の民営化、キタヤードの緑地構想の実現については関西経済同友会コメントしており、橋下氏と考えは同じだと思う。それらに関してのご所感とスケジュールは。」

橋下氏    「市議会のみなさんと話し合いをしなければ、単独で決めるわけには行けない。マニフェストに掲げたが、具体的に進めるには市議会のみなさんと話し合いをしなけれないけない。」

朝日新聞 溝呂木氏

              「出来るだけ早くと言う思いはあるのか。」

橋下氏    「それはある。だからこそ市長選のマニフェストに載せた。」